大崎ネットニュース  Oosaki Net News

トップへ 

11月 4日(土)

新市建設へ決意新たに
 大崎市が開市記念式典 合併功労者らを表彰


 今年3月31日に発足した大崎市の開市記念式典が3日、同市民会館で開かれ、合併功労者への表彰を行ったほか、児童・生徒が作文を朗読して将来の希望を述べ、出席者が新市建設へ決意を新たにした。

 式典には、市関係者のほか、地元選出国会議員、県議、姉妹都市の首長ら約1000人が出席した。

 伊藤康志市長は「それぞれ素晴らしい財産を持つ市町が集まり、14万人の新市が誕生したのは、関係者や市民の理解のたまもの。交通環境や豊かな自然など大崎が持つ利点を最大限に生かし、市民総参加で創造力を持って新しいまちづくりを進めたい」と式辞。

 つづいて、合併功労で総務大臣表彰を受けた旧1市6町の市長・町長、議長らに、賞状と記念品が贈られた。

 また、教育や消防など市政功労者615人を表彰し、9つの団体・個人に感謝状を贈った。

 さらに新市の市民憲章が発表され、古川工業高校の笠原一将君(2年)・小岩英里奈さん(同)の読み上げに続いて出席者全員で唱和をした。

 作文を朗読したのは、鹿島台第2小の渡辺直也君(6年)と、古川中の小出一恵さん(3年)。渡辺君は「市民の交流が活発なまちになってほしい」と、将来への期待を述べた。

 式典のあとのアトラクションでは、7つの地区ごとに、児童が神楽や合唱などを発表、大崎市に伝わる文化を披露した。

【写真・新市建設へ誓いを新たにした開市記念式典】

 


合併後も変わらぬ交流を誓う
 大崎市国内都市交流ネットワーク会議


 大崎市と姉妹都市などの関係を結ぶ国内都市の交流ネットワーク会議が2日、同市古川で開かれ、旧自治体時代からの関係を引き継いで友好を深めようと誓い合った=写真=

 大崎市と姉妹都市や友好都市などの関係があるのは7つの自治体。このうち会議には、東京都台東区と大阪府田尻町を除く5つの自治体(山形県酒田市、同遊佐町、横浜市港南区、愛媛県宇和島市、北海道当別町)から町長や助役、議会議長ら9人が出席した。

 大崎市は、旧1市6町から姉妹都市交流事業を引き継いだが、3日の開市記念式典にあわせ、これら自治体との相互交流を図ろうと会議を開いた。

 最初に、「交流を輪を、旧自治体から大崎市全体に広げ、交流都市同士の交流も拡大したい」と、伊藤康志大崎市長が歓迎のあいさつをし、このあと、3月末に発足した大崎市の概要を説明。

 続いて交流自治体側から各市・町の紹介があり、旧岩出山町時代に姉妹都市となった北海道当別町の近藤充徳助役は「これまでと変わりない交流を、今後もお願いしたい」と述べた。

 会議のあと懇親会も開かれ、出席者はあらためて絆(きずな)を確かめたり、交流都市間で新たな出会いを喜びあった。




=コラム=
 卑屈になってしまった1週間


 出勤途中、いつもカーラジオで聴くのは音楽番組なのだが、先日、ドリーブのコッペリアが流れていた。

 曲名を知らない人でも、たぶんだれでも知っているのではと思われる「超」有名なバレエ曲で、朝から軽快な雰囲気でいいのだが、どうも心に染み入る、という作品には感じない。

 わたしは、フランス近代音楽は苦手なのである。無機質で、ふわふわした曲風が、どうしても趣味に合わない(あくまで個人的な趣味のレベルの話なので、フランス音楽ファンの方はご容赦を)。

 ラベル、ドビュッシーの弦楽四重奏曲には深みを感じるが、その他の曲や、フォーレ、ショーソンやプーランクなどは、何度聴いても、もっと聴き込みたいという感情がわいてこないのだ。

 仙台フィルも、指揮者にフランス人が就いたから、今年はフランス物が多い。先月の定期公演もラベルのラ・バルスが演奏されたが この曲は大衆的ですなぁ。コッペリアも大衆的で軽いが、良く言えばこれらは、聴衆を喜ばそうというサービス精神にあふれた作品と評価できようか。

 一方、同時代のブルックナーやマーラーなど、ドイツ圏の作曲家の曲となると、曲調は内向的で暗くなる。独りでぶつぶつしゃべっている雰囲気があって、どこまで聴衆を気にしているんだろうかと感じる場合さえある(第一、曲がやたらに長い)。

 作曲家たちが活躍した都市の性格にもよるのだろうか?。ウイーンよりパリのほうが、大衆化が進んでいたのかもしれないと思ったりする。

 さて、しばらく音信が途絶えていた大学時代の女友達とメールのやり取りをする機会が最近あったが、なんとフランスに住んでいるのだといい、びっくり。女性が単身、外国で暮らすなんて大変だろうと思ったり、よくフランス語を勉強したものだと関心したり…。

 県議選の立候補予定者が記者会見したとか、年賀状の売り出しが始まったとか、こうしたニュースが国際的な視点から見たらどんな意義があるんだろうかなどと、彼女とメールをやり取りをして以来、頭をよぎる。

 「ヨーロッパで活躍している同級生と比較して、自分のやっていることが何と小さいことか」と、卑屈になってしまった自分がすごく情けない一週間だった。





11月 2日(木)

作業の安全、無事故を祈る
 除雪車両の出動式 古川インター


 東北道古川インターチェンジで一日、除雪車両の出動式があり、冬期間の作業の安全と無事故を祈った。

 東日本高速道路株式会社・古川管理事務所は、泉・一関インター間の74・2キロを管理。合計3カ所のインターに基地を置き、合計5編成、20台の車両で除雪や、融雪財散布などの作業を行い、冬期間の安全確保を図る。

 出動式には、東日本高速道路や、作業を請け負う業者、県警高速隊から60人ほどが出席。神事を行って安全を祈願したあと、作業車両が次々と、除雪基地へと向かって行った=写真=

 4月15日までの間、最大40人で作業にあたり、12月下旬から2月中旬までは夜間も常駐し、24時間体制で冬道の安全確保に努める。




近江氏(共産)が立候補を表明  県議選大崎選挙区

 共産党北部地区委員会は1日、来年の県議選(統一)で、大崎選挙区から近江寿氏(64)党公認候補として立候補すると発表した。

 近江氏は大崎市岩出山生まれ。中学校教諭、鳴子民主商工会事務局長、党北部地区委員長などを務めた。現在、古川民主病院の患者らでつくる大崎健康福祉友の会事務局長。

 近江氏は、平成8年の古川市長選、昨年と平成15年の衆院選で宮城6区から立候補、落選している。





11月 1日(水)

年賀状の販売が始まる
 特設販売コーナーに行列 古川郵便局


 古川郵便局(木幡英光局長)で1日から、年賀はがきの販売が始まった。特設販売コーナーには、早めに準備をしようとさっそく市民が買いに訪れ、列をつくっていた=写真=

 同局では今年、昨年の実績より約7万枚多い92万8000枚の販売を見込んでいる。発売されたのは合計7種類だが、パソコンを使った印刷に対応したインクジェット紙は、全体の約半数を占めるまで増えているという。

 年賀状の販売は、全国の郵便局で一斉に始まった。同局では、販売開始を記念してパンジーの鉢植えがプレゼントされ、1階ロビーに設けられた特設コーナーに列をつくった市民は記念品を受け取りながら、100枚単位ではがきを購入する姿も見られた。

 年賀状の受け付けは来月15日から。同局では「25日ごろまで受け付けたものは、確実に元日に届けられる。できるだけ早めに出してほしい」と、市民に協力を呼びかけている。




振り込め詐欺で150万円の被害
 「役所の金使い込んだ」大崎市職員宅に電話

 大崎市役所の男性職員(35)と偽る電話を受けたこの職員の母親(66)=大崎市古川=が、だまされて現金150万円を銀行口座に振り込む被害のあったことが31日わかった。

 先月27日正午ごろ、自宅に息子と名乗る男から「役所の金を使い込んでしまった。午後2時から会議があり、そのあとに査察がある。会議が終わる前に150万円を振り込んでほしい」と電話があり、指定された大阪府内の銀行口座に振り込んだ。

 この3日前、息子だという男から「携帯電話の番号を変えた」と電話があった。現金を振り込むよう求められた母親は、確認のためこの番号に電話したところ、息子と名乗る男が出たため、信じてしまったという。

 振り込んだあと役所に電話して確認したが、こうした事実がないことがわかり、警察に届け出たという。

 古川署では振り込め詐欺とみて捜査を進めており、「携帯電話の番号を変えた」「現金を振り込んでほしい」といった内容の電話は安易に信用せず、おかしいと思ったら警察に連絡してほしいと、注意を呼びかけている。



 


18歳未満の少女に性的行為をし逮捕
 美里町の男性 遠田署


 遠田署は1日、青少年健全育成条例違反容疑で、美里町青生字柳原93−10、会社員、荒井亨仁容疑者(21)を逮捕した。

 調べでは、荒井容疑者は昨年12月中旬ごろ、大崎市内のホテルで、当時17歳の高校生に対し、18歳未満であるのを知りながら、性的行為をした。

 2人は出会い系サイトで知り合ったという。




古川混声合唱団16回定期演奏会 4日

 古川混声合唱団(氏家正一団長)の第16回定期演奏会は、4日午後6時半から、大崎市民会館で開かれる。

 モーツァルト作曲「ミサ・プレヴィス K.220」などを演奏。

 入場料は800円(高校生以下は500円)。当日券はそれぞれ200円増し。

 チケットなど詳細は菅原さん(電話23―3427)方へ。