大崎ネットニュース  Oosaki Net News

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5月27日(土)

池田会長を再選 大崎市工業会18年度総会

 大崎市工業会の平成18年度総会が26日、同市古川地区内で開かれ、本年度事業・予算案を承認した。

 本年度事業では、市議会や商工会議所工業部会との研修会開催や交流、工業振興や産学官連携などについて研修会を開くことや、8月に新入社員の集いを開催することなどを決めた。

 役員改選で、会長に池田政吉氏を再選した。

 役員は次の通り。敬称略。

▽会長=池田政吉(丸新工業)

▽副会長=佐藤守穂(アプト)、石ヶ森信幸(仙北生コン)

▽理事=滝本桂(東亜レジン古川)、今野隆(インフリューエンス・プランニング)、小林清助(ヤマセエレクトロニクス)、田渕正恭(東北電力古川営業所)、大衡晃(大衡プレス工業)、折居誠一(折居精密)

▽監事=荒井順計(シアー電器)、高橋正記(タカハシ製作所)




=コラム
 「個」より「公」


 教育基本法の改正について議論がされている。先日、教基法改正をめぐって、与野党の代表がテレビで討論を行っていた。自民党の町村・元文科大臣が改正理由を説明していたが、青少年を取り巻くさまざまな問題の元凶は「個」を重んじた教基法にあり、国家や公共心を教えてこなかったため―というニュアンスだったようだ。

 たしかに、少年の凶悪犯罪も目立つし、実際、身勝手な言動や、辺り構わず「切れて」手のつけられない若者に出くわし、びっくりすることもある。

 でもなあ、と考える。個を尊重する教育って、民主主義の基本中の基本じゃないの?。

 だれだって、ヒトラーのような煽動に乗って独裁を許してはならないと思うはずだ。でも、自立した個人(客観的に自ら考える個人)が存在しなかったら、煽動家のうそを見抜けないではないか。イデオロギーや権威を振りかざす政治を行っている国も、世界を見渡せばあちこちにあるが、こうした政治を変える力も、自立した個人がいなければ、生まれるはずがない。

 どうも最近の議論は「個」より「公」という空気が強まっているようで気になる。両者を対立するものと考えていいのだろうか。





5月26日(金)

課税額は2億6569万1000円
 大崎市の軽自動車税 4・08%増
 

 大崎市の本年度の軽自動車税は、原付自転車やトラクターなど農耕用も含め課税台数は合計6万110台で、課税額は2億6569万1000円にのぼる。合併前の1市6町の前年度合計と比較し、課税額は4・08%伸びた。

 前年度と比較し、課税台数は1034台、課税額で1041万6900円の増加となった。

 課税額で全体の6割以上を占める4輪車の乗用・自家用は1億6507万4400円(2万2927台)。前年度より7・55%の増。

 これに次ぐ四輪車の貨物用・自家用は6485万2千円(1万6213台)で、1・55%減った。

 軽自動車税の納期は今月31日。


 


42の個人・団体表彰
 古川地区交通安全協会が総会


 (社)古川地区交通安全協会(菊地敏男会長)の平成18年度総会が25日、大崎市古川地区内で開かれた。

 総会では本年度事業計画案、予算案を承認。交通安全活動功労で42の個人・団体を表彰した=写真=

 表彰されたのは次の通り。敬称略。

【交通安全功労者】(部内個人)
 百合正義(富永支部)、小野寺昌幸(古川第二支部)、伏見孝則(同)、菅原トキ子(古川第四支部)、小田島良男(同)、庄子光(古川第五支部)、早坂一夫(同)、尾崎敦(古川第六支部)、森f二(同)、石堂信一(同)、大崎政記(敷玉支部)、横江功(同)、伊藤憲一(同)、佐々木道雄(同)、高橋義紀(長岡支部)、千葉勇夫(同)、鎌田安則(同)、高橋武美(同)、宍戸仁(東大崎支部)、中鉢よね(同)、福原守(西古川支部)、佐々木久義(志田支部)、鈴木源一(荒雄支部)、青沼博子(同)、菊地克夫(古川第一支部)

【交通安全功労者】(部外)
 玉沢麻美(清滝支部)、佐々木亮子(同)、斉藤由里(同)、森川英子(同)、阿部静男(鹿島台支部)、枡沢敏郎(事務局)

【優良交通安全協会支部等】
 宮沢支部、古川第六支部

【交通安全功労団体】
 大崎タイムス社、大崎市三本木地区老人クラブ連合会、古川農協長岡支店、同清滝支店、飯川下区会趣味の会、宮城ふるさと酒造、山田材木店、佐々木板金

【交通安全優良学校】
 志田小学校




無免許運転の男を逮捕 古川署

 古川署は25日、無免許運転容疑で住所不定、無職、渋谷良克容疑者(38)を逮捕した。

 調べでは、渋谷容疑者は同日午前10時35分ごろ、大崎市古川宮沢字塚原の市道で、無免許で普通乗用車を運転した。





5月25日(木)

77銀行田尻支店で強盗未遂
 栗原の男が包丁示し現金要求、逮捕

 24日午後2時10分ごろ、大崎市田尻字町尻の七十七銀行田尻支店で、包丁を持った男が店内で現金を要求、駆けつけた警察官に強盗未遂などの現行犯で逮捕された。

 逮捕されたのは、栗原市若柳字川南東谷地65の無職、菅原賢容疑者(34)。

 調べによると、菅原容疑者は同支店の正面入り口から侵入、包丁を示して、カウンターわきの出入り口で支店長に現金20万円を要求。支店長がいすに座らせ、なだめている間に、非常通報で駆けつけた警察官が菅原容疑者を逮捕した。

 店内には当時、5人ほど来店者がいたが、けがはなかった。事件前、支店付近を自転車でうろつく男が目撃されており、菅原容疑者か古川署で確認を進めるとともに、現金を要求した動機を調べている。

【写真・強盗未遂で栗原の男が逮捕された七十七銀行田尻支店】




大崎市老連が発足  古川で設立総会開催

 大崎市老人クラブ連合会の設立総会が25日、同市の古川保健福祉プラザで開かれ、初代会長に小原茂・高倉地区老連会長を選出した=写真=

 大崎市が発足したことにともない、旧1市6町17の地区老人クラブにより結成された。加入老人クラブは合計180団体で、会員は約9000人。

 設立総会には、各地区老連を代表する代議員50人ほどが出席。連合会の事務所を古川保健福祉プラザ内に置くことなどを定めた規約や予算・事業案を承認。会長、副会長ら11人の役員を選出した。

 小原会長のほか、選出された役員は次の通り。敬称略。

▽副会長=笠原吉信(宮沢地区老連会長)、菅原忠男(古川地区同)、高橋馨(三本木地区同)、小林昭夫(岩出山地区同)、平野一郎(田尻地区同)

▽会計=小松修三郎(古川地区老連)

▽事務局長=鹿野勇蔵(古川地区老連)

▽監事=佐々木直一(西古川地区老連)、西塚良一(鹿島台地区老連会長)、中鉢勲(鳴子地区同)





5月24日(水)

大崎市消防団が結団式 28日 
 旧鳴子町地域は分団を統合


 大崎市の発足で誕生した大崎市消防団(村田恭一団長)の結団式は28日午後2時から、大崎市古川総合体育館で開かれる。伊藤康志市長から村田団長に消防団旗が授与され、団員が結束を固め、士気を高める。

 大崎市消防団の組織体制は7支団・55分団で、団員数は2512人(4月1日現在)。支団は旧市・町ごとに設置し、分団の配置は、旧鳴子町地域を除き旧市・町消防団時代からの体制を引き継いでいる。

 13分団あった旧鳴子町地域については、鳴子・川渡・鬼首の各地域にそれぞれ4つあった分団を、各2つに統合。中山地区の1分団と、新たに設けられた本部分団をあわせ8分団体制とした。

 結団式には消防団から1200人と、来賓90人が出席予定。

 伊藤市長が村田団長に消防団旗を手渡し、団員全員が団旗に敬礼。伊藤市長が式辞、村田団長が訓示を述べ、士気を高める。




専決処分25件を可決
 選管委員を選出 大崎市議会臨時会


 大崎市議会臨時会は23日、専決処分の承認を求める25議案を可決した。

 可決された専決処分は、3カ月間の本年度暫定予算や、行政執行で欠かせない施設設置や住居表示など272件の条例など。

 臨時会は最終日の29日、助役を2人置く条例案と、職員定数条例の一部改正案の審議が行われる。

 また、同日までに、選挙管理委員会委員・補充員の選挙を行い、議長の指名推薦でそれぞれ4人を選出した。26日に選挙管理委員会を開き、委員長を選出する。

 選管委員・補充員は次の通り。敬称略。

▽委員
 橋本伸兒(64、古川荒谷)、広島美和子(58、古川七日町)、加藤典男(77、三本木秋田)、奥野孝次(76、岩出山下野目)

▽補充員
 鈴木利夫(71、鹿島台木間塚)、泉沢利美(65、田尻小塩)、石田正(72、鳴子温泉鷲ノ巣)、佐藤豊二(81、松山須摩屋)
 



教育長ら選出する委員会開催  大崎市教委 30日

 大崎市教育委員会は三十日、教育委員長など人事を決める委員会を市役所東庁舎で開く。

 同日午前九時からの辞令交付式終了後に委員会を開く。

 教育委員長と同職務代行者、教育長を選出する。





5月23日(火)

「まち協」委員を公募へ
 中心市街地の活動が課題  地域自治組織 古川地区


 大崎市の地域自治組織は、各地で組織化など活動へ向けた取り組みが進められている。このうち旧古川市地域では、「まちづくり協議会」(旧市町単位に組織)の委員の一部を一般市民から公募する予定。一方、組織的受け皿のない中心市街地の活動をどう展開するかが、大きな課題となっている。

 地域自治組織は、新市建設計画の進ちょくなどについて市側へ提言する「地域審議会」の役割も担う「まちづくり協議会」と、各地区で実際に地域づくりに取り組む「地域づくり委員会」からなる。

 旧古川市地域では、まちづくり協議会の委員は50人以内で組織する。各団体の推薦者と学識経験者、公募による市民からなり、公募は定員の10%以内とする。6月中に募集を行う予定だ。

 一方、地域づくり委員会は、中心市街地にあるコミュニティー推進協議会や、周辺部の地区振興協議会を核として設置する考えだが、中心部ではコミュニティー組織に加わっていない行政区が25あり、これら地域の活動をどう展開するのかが課題だ。

 中心部のコミュニティー組織は5つあるが、行政区によって組織に入っていたり、未加入だったりさまざまだ。

 市古川総合支所市民生活課では、6月定例会終了後にも、これら行政区の区長らと話し合いを行い、方向性を見いだしたい考えだ。




ふじが満開に  大崎市古川・緒絶川

 大崎市古川の中心部を流れる緒絶川沿いにあるふじ棚は、花が満開となって見ごろを迎えている。

 住民によってふじが流域に植えられたのは戦前からで、古川第1小学校前など、現在12カ所にふじ棚が設けられて、大崎市古川観光物産協会がせん定など手入れを行って管理。5月には地元が主催してふじまつりが開かれるなど、地域の風物詩にもなっている。

 春から低温が続いたため花は遅れがちで、13日にまつりが開かれたが、まだ咲き始めで、その後1週間を経てようやく満開に。付近を散策する市民らの姿も見られるようになった。

 ふじ棚は、8カ所で今月29日までライトアップされ、古川の夜を彩る。時間は午後6時半から午後10時まで。
 
【写真・満開となったふじの花(古川第1小前)】





銃刀法違反で住所不定無職の男逮捕  古川署

 古川署は二十三日、住所不定、無職、相沢一男容疑者(63)を銃刀法違反の現行犯で逮捕した。 

 調べでは、相沢容疑者は同日午前九時二十分ごろ、大崎市古川のスーパー駐車場で包丁をといでいるのを見つかって警察に通報され、法に違反する刃渡り約十七センチの包丁を所持していたため、逮捕された。

 相沢容疑者は「果物をむくために包丁を持っていた」と語っているといい、包丁を所持していた理由を詳しく調べている。





5月22日(月)

委員会構成が決まる
 情報化対策特別委を設置 大崎市議会


 大崎市議会は19日、常任委員会、議会運営委員会の構成を決めた。また、議会広報誌編集を担当し、情報公開や公聴のあり方を調査する情報化対策特別委員会を設置し、委員八人を選んだ。

 各委員会の構成は次の通り。敬称略。かっこ内は所属会派、選出選挙区の順。所属会派は、グ=グローバルネット、大セ=大崎セブンネット、黎=黎明クラブ、共=共産党大崎市議会議員団、志=大志会、み=みらい・おおさき、社=社民党、セ大=セントラル大崎、公=公明党の略。

【総務常任】
 ▽委員長=氷室勝好(黎・松山)▽副委員長=鎌内つぎ子(共、古川)▽委員=中鉢和三郎(グ、鳴子)、中村一彦(グ、田尻)、只野直悦(大セ、田尻)、富田文志(志、田尻)、山田和明(公、鹿島台)、氏家善男(グ、岩出山)、三浦康夫(社、古川)、小堤正人(黎、鹿島台)、晴山宗規(大セ、古川)、高橋憲夫(セ大、古川)、佐藤清隆(み、古川)、遠藤悟(大セ、岩出山)

【民生常任】
 ▽委員長=笠原校蔵(グ、岩出山)▽副委員長=横山悦子(公、古川)▽委員=相沢久義(志、三本木)、佐藤講英(セ大、古川)、斎藤博(黎、三本木)、高橋喜一(大セ、鳴子)、佐藤昭一(み、古川)、豊嶋正人(社、古川)、青沼智雄(グ、古川)、三神祐司(大セ、田尻)、鈴木寿郎(黎、三本木)、小沢和悦(共、古川)、大友文司(グ、古川)

【産業常任】
 ▽委員長=門間忠(黎、鹿島台)▽副委員長=菊地英文(大セ、鳴子)▽委員=佐藤弘樹(グ、鹿島台)、菊地恵一(黎、古川)、関武徳(志、古川)、笠森健一(大セ、岩出山)、加藤周一(み、古川)、山村康治(志、田尻)、木内知子(共、松山)、宮下佳民(グ、松山)、大山巌(グ、岩出山)、門脇憲男(み、古川)、加藤善市(黎、古川)

【建設常任】
 ▽委員長=後藤錦信(大セ、鳴子)▽副委員長=三浦幸治(グ、三本木)▽委員=木村和彦(グ、古川)、遊佐辰雄(共、鳴子)、相沢孝弘(志、古川)、佐藤和好(大セ、古川)、佐々木啓一(セ大、古川)、伊藤幹雄(黎、松山)、氏家勇喜(大セ、田尻)、佐藤勝(み、古川)、栗田彰(黎、鹿島台)、本舘弘(共、鹿島台)、佐々木惟夫(社、岩出山)

【議会運営】
 ▽委員長=栗田彰(黎、鹿島台)▽副委員長=富田文志(志、田尻)▽委員=後藤錦信(大セ、鳴子)、青沼智雄(グ、古川)、三神祐司(大セ、田尻)、小沢和悦(共、古川)、大友文司(グ、古川)、氷室勝好(黎、松山)、笠原校蔵(グ、岩出山)、佐藤清隆(み、古川)

【情報化対策特別】
 ▽委員長=木村和彦(グ、古川)▽副委員長=木内知子(共、松山)▽委員=佐藤弘樹(グ、鹿島台)、中鉢和三郎(グ、鳴子)、相沢久義(志、三本木)、遊佐辰雄(共、鳴子)、高橋憲夫(セ大、古川)、大友文司(グ、古川)




教育委員の任命など同意 大崎市議会臨時会

 大崎市議会臨時会は22日、本会議を開き、午前までに教育委員の任命など人事案11件について同意、合併時に行った条例や暫定予算などの専決処分について、伊藤康志市長が提案理由を説明した。

 開会冒頭、伊藤市長が発言を求めてあいさつし、「市民の希望にこたえ、合併に対する不安を解消するため、誤りない道筋をつけるのが最大の使命。約20年の県議の経験やネットワークを生かし、全身全霊をもってまい進していく。市民と行政の連携で、公約の中で特に市民病院建設、行財政改革、産業振興は、できるだけ早く取り組みたい」と述べ、市民、議員に理解、協力を求めた。

 可決された人事案は、教育委員5件、固定資産評価審査委員3件と、公平委員3件。

 教育委員などは次の通り。敬称略。

▽教育委員
 佐々木竹生(70、古川新堀)、伊東敬一郎(66、三本木大谷)、小高雄悦(54、三本木秋田)、野村俊彦(52、古川二ノ構)、高橋裕子(50、鳴子温泉星沼)

▽固定資産評価審査委員
 菊地盛一(79、鳴子温泉星沼)、藤崎憲夫(73、松山長尾)、千葉憲一(59、古川駅東)

▽公平委員
 高橋義宣(70、古川中里)、鈴木幸夫(62、古川駅南)、佐々木浩司(53、古川七日町)

【写真・開会冒頭、あいさつを述べる伊藤市長】