大崎ネットニュース Oosaki Net News |
安全な労働環境確立へ大会宣言 大崎地区産業安全衛生大会
第7回大崎地区産業安全衛生大会が先日、大崎市古川のパレットおおさきで開かれ、大会宣言の採択や事業所の研究発表などで、安全で健康的な労働環境の確立へ意識を高めた。
大会では、主催団体の1つ、宮城労働基準協会古川支部の斎藤勲支部長があいさつ、古川労働基準監督署の矢崎英敏署長らが祝辞を述べた。
このあと、関係者の表彰や、太子食品工業から同社の取り組みについて研究発表があり、労働災害ゼロなどを誓う大会宣言を採択した。
また、全国安全週間で表彰された個人・団体の披露、表彰状の伝達が行われた。披露、伝達されたのは次の通り。敬称略。
【宮城労働局長表彰】
▽奨励賞=太子食品工業古川清水工場▽安全衛生推進賞=門脇慎哉(県砂利工業組合大崎支部事務局長)
【宮城労働基準協会長表彰】
▽個人=菊地厚太郎(大崎市管工事業協同組合理事長)、木村朝一(共栄舎クリーニング店代表)
【宮城労働基準協会古川支部長表彰】
▽優良事業所=宮城労働基準協会古川支部窯業部会、タカノフーズ東北▽優良個人=村田秀彦(村田工務所代表取締役)、佐藤孝成(瀬戸工業所常務取締役)
【建設業労働災害防止協会宮城県支部長賞】
▽事業場賞=東北舗道建設
【安全標語表彰】
▽最優秀賞=大友義隆(ユアテック古川営業所)▽優秀賞=今野八重子(金原土建)、小沢賢一(クミアイ化学工業小牛田工場)、下山敏雄(北日本工業)
【写真・パレットおおさきで開かれた大崎地区産業安全衛生大会】
=コラム=
500円玉貯金
500円玉貯金を続けている。銀行に預けたってさして利子が付くわけじゃないし―と始めたのだが、まめにやっていると、これがけっこう、貯金箱に小金が貯まる。
貯めるこつは、500円玉をおつりで受け取ったら、財布に入れずポケットにしまいこむことだ。そして、帰ったらぐずぐずせず、すぐに貯金箱に投入すること。
仕事の帰り、コンビニで缶ビールを買うことが多い。ビールと言っても、つましく第3のビールを買うのだが、たいがい350ミリリットル入り3本か、500ミリリットル入り2本を購入。1000円札を出しておつりをもらえば、手の中には500円玉。どうやら、貯金した枚数のかなりの割合が、このパターンによるもののようだ。
さて、確認したら○万円を超えており、この夏、何かに使おうかと思案する。
東京に行って中古CDでもあさろうか。でも、真夏にお茶の水や神保町あたりを歩き回ったら、へばりそうだなあ。
夏物のスーツを新調する。しかし、がまんできないほど、よれよれでもない気がするし。
同級会で女の子≠ゥらダサいと指摘されたメガネを買い換える。視力が低下しているわけでもないし、レンズに傷がついているわけでもないしなあ。
結局いろいろ思案をしてみるが、結局は飲み代に消えそうな雰囲気なのである。
全国1目指してがんばります
富永女子バレーボールクラブ 大崎市役所を表敬
大崎市古川の小学生バレーボールチーム「富永女子バレーボールクラブ」は、サントリーカップ全日本バレーボール小学生大会(来月15日から18日まで東京で開催)に出場する。13日、選手らが大崎市役所を訪れ、伊藤康志市長に活躍を誓った。
富永チームには、古川地区の各地や松山地区から選手が集まり、練習を重ねている。同大会に出場するのは4年ぶり。
訪れたのは、キャプテンの皆川彩香さん(古川第5小6年)ら選手16人と小野喜美子監督ら。選手たちはユニフォーム姿で大会出場を報告し、キャプテンの皆川さんは「先輩ができなかった日本一目指して、がんばりたい」と、力づよく抱負を述べた。
伊藤市長は「ベストを尽くし、友達をつくって、大崎市を全国に発信してほしい。夏休みのいい思い出をつくってください」と、選手たち1人1人と握手をし、励ました。
富永チームは、同大会出場は3回目。大会には、各都道府県代表1チームが出場する。同大会で予選突破の経験はないが、小野監督は「これまで出たチームでは、1番力があると思う。決勝トーナメント進出を目指してがんばりたい」と語っていた。
【写真・握手をして選手を励ます伊藤市長】
緒絶の館で所蔵作品展 23日まで
大崎市民ギャラリー「緒絶の館」の所蔵作品展が、14日から始まった=写真=。
市民ギャラリーが所蔵する作品約300点中、40点を展示。主に古川にゆかりのある芸術家を紹介している。
このうち10点は初公開の作品で、岩城照夫(1908―1944)の日本画は石切り場の風景と馬を描いた縦・横2メートルの屏風絵。岩城は加美町宮崎の出身で、旧制古川中から東京美術学校へ進学。昭和18年には文部省美術展覧会に入選し将来を期待されながら、翌年、戦死した画家。
また、古川荒谷出身、渋谷栄太郎(1897―1988)や、同じく古川出身の東京芸大・佐藤一郎教授の油彩画や、著名な洋画家、児島善三郎(福岡市出身)による裸婦のスケッチなども展示されている。
同展は23日まで。開館時間は午前10時から午後5時まで。入場は無料。
詳細は緒絶の館まで。電話番号は21―1466。
大崎ブランド戦略会議を開催
伊藤大崎市長が会見で発表 来月12日
大崎市は、大崎ブランドの確立を考える「大崎ブランド戦略会議(飛翔会議)」を来月12日に開催する。伊藤康志市長が13日の定例記者会見で発表した。
大崎ブランド戦略会議の開催は、伊藤市長が選挙戦で公約に掲げていた。市長が選任する有識者の意見を産業活性化へ生かすのが狙い。
最初の会議は「大崎出身者から見たブランドづくり」をテーマに開催する予定で、宮城大学事業構想学部の大泉一貫教授をコーディネーターに、7人ほどのメンバーで話し合う。メンバーは、県内で活躍している大崎市出身者から人選を進めており、開催場所を検討中。会議は一般市民に公開する。
会議は8月下旬ごろに観光をテーマに開催する予定。年内に合計8回程度開催したい考えで、東京での開催も検討しているという。伊藤市長は「提言された内容は、できるものはどんどん政策に取り入れていきたい」という。
このほか会見では、県との間で、行政改革を担当する職員を部長待遇で招き、市から東京事務所勤務で職員を派遣する人事交流を行う方針を明らかにした。時期は八月過ぎになりそうだ。
行革推進本部を設置
計画原案を12月ごろ策定 大崎市
大崎市は11日、伊藤康志市長を本部長とする行政改革推進本部を設置、最初の会議を開催し、基本方針やスケジュールを確認した。本部は本年度内に行政改革大綱と集中改革プランを策定する。
本部は、今月18日に着任する副市長、教育長、部長、総合支所長、総務法制課、財政課、企画調整課の課長ら二十七人で構成する。
第一回会議では、行政改革大綱で見直しを検討する項目として事務事業、組織機構、職員数・給与、財政健全化など7つを挙げた。また、水道や病院など公営企業との連携を図ることも確認。大綱は目標年次を本年度から平成27年度までとする。
また、本年度から21年度までに取り組む集中改革プランでは、事務事業の廃止・再編整理、民間委託推進、職員定員管理と給与の適正化、第3セクターの見直し、経費節減など財政効果―の6項目について盛り込む。
本部の下には、各部の総務担当課長や総合支所総務課長らで作業部会を設置し、必要に応じて、さらに具体的分野を検討するプロジェクトチームも編成する計画だ。
一方、一般市民による行政改革推進委員会を早ければ今月末ごろに発足させる予定で、行政推進課が人選を進めている。行革大綱・集中改革プランの原案について提言するなど、市民の視点を計画に反映させるのが狙いで、メンバーは10人。任期を2年とし、策定した計画の進ちょく評価も行う。
さらに、一般市民も原案についてコメントできるよう、インターネットで一般に公開する予定だ。原案は12月ごろまで策定する予定という。
大崎市人事異動
大崎市はこのほど、20日の同市東部・西部農業委員会の発足にともない、同日付けの人事異動を内示した。
旧市町ごとに7つある農業委員会を2つに統合して同日発足する農業委員会の職員人事は、選挙を経て会長が選出されるまで、人事課付け。
異動は次の通り。
【課長】
▽東部農業委員会事務局長(田尻農業委員会事務局長)今川一美▽松山総合支所産業振興課長(松山総合支所産業振興課長兼松山農業委員会事務局長)酒井保▽三本木同(三本木同)坂野俊吾▽鹿島台同・東部農業委員会鹿島台事務所長事務取扱(鹿島台同)菅野孝一▽西部農業委員会事務局長(古川農業委員会事務局長)喜藤元▽岩出山総合支所産業振興課長(岩出山総合支所産業振興課長兼岩出山農業委員会事務局長)岡田勝▽鳴子同観光農林課長(鳴子同観光農林課長兼鳴子農業委員会事務局長)鎌田耕造
【課長補佐】
▽東部農業委員会事務局次長(鹿島台農業委員会事務局次長兼農地係長兼農政係長)庄子絹子▽同松山事務所長兼農地係長(松山同)▽同田尻事務所長兼同(田尻同)石川正士▽西部農業委員会事務局次長兼農地係長(岩出山同)佐々木伸次▽同古川事務所長(古川農業委員会事務局次長)岩渕文昭▽同鳴子事務所長兼農地係長(鳴子同)佐々木宏
【係長】
▽松山総合支所地域整備課主幹兼維持管理係長(松山農業委員会事務局主幹)木村善男▽東部農業委員会事務局主幹兼農地係長(三本木同主幹兼農地係長)阿部英実▽同農政係長(三本木同農政係長)大友郁夫▽西部農業委員会事務局主幹兼農政係長(古川同主幹兼農政係長)堀越靖博▽同古川事務所主幹兼農地係長(古川同主幹兼農地係長)千田啓
【主幹・主査・主事】
▽東部農業委員会事務局技術主幹(松山総合支所地域整備課技術主幹兼維持管理係長)栗田和彦▽同主事(田尻農業委員会事務局主事)塩沢達也▽同鹿島台事務所主幹(鹿島台同主幹)小堤輝夫▽同田尻事務所主査(田尻同主査)石垣佳子▽西部農業委員会事務局主幹(古川同主幹)伊藤加代子▽同主幹(古川同主幹)小松利彦▽同主査(岩出山同主査)沢口文典▽同主事(古川同主事)阿部裕一▽同古川事務所主査(同主査)伊藤文夫
東北総体、大崎地方で3競技 大崎市鳴子温泉では相撲
東北総合体育大会が7月から8月にかけ、県内各地で開催される。大崎地方では、今月21日からカヌー・フラットウォーターが加美町で開催されるほか、相撲が大崎市鳴子温泉で、なぎなたが同市岩出山で開催される。
カヌー・フラットウォーターの会場は、加美町の鳴瀬川カヌーレーシング競技場。期間は21日から23日まで。大会は東北総体のほか、国体東北ブロック大会、東北カヌー選手権大会を兼ねて実施される。東北総体には選手・監督合計85人が参加。一方、東北選手権大会には選手123人が出場予定。
21日午前11時にオープニングセレモニーを行い、午後1時から競技を開始。合計10種目でタイムを競う。地元中新田高校の選手や、同高出身の大学生らの活躍が期待されている。
相撲は8月26・27日にたかともワンダーファーム相撲場で開催。東北各県から108人の選手・監督らが訪れ、成年・少年男子団体、個人戦を行う。東北相撲選手権大会、東北相撲体重別選手権大会をあわせて開催する。
大会前日の午後6時半から、たかともワンダーファームで歓迎式典を開く。
一方なぎなたは、相撲と同じ来月26・27日に、岩出山中学校体育館を会場に行われる。
26日は午前中に監督・審判会議を開き、午後1時から競技を開始。27日は午前9時から競技をスタート。
選手、監督ら60人が参加予定。成年・少年女子の演技、試合の各種目が行われる。
デザイン工房でフリーマーケット 出店者募集
大崎市古川リサイクルデザイン工房は、来月20日に開く納涼フリーマーケットの出店者を募集している。
同日、緒絶川で行われる灯ろう流しの行事にあわせ、開催する。開催時間は午後4時から午後8時まで。会場はデザイン工房の中庭。
募集するのは、日用生活雑貨を扱う五店(飲食物は除く)。
申し込み、詳細は来月9日まで、リサイクルデザイン工房へ。電話番号は24―5275。定員になりしだい、締め切る。
追加の人事案可決して閉会 大崎市議会定例会
大崎市議会は7日、同日追加提案された監査委員の選任など人事案4件に同意し、閉会した。
監査委員に選任されたのは、前古川市監査委員の高橋淳氏(63)=古川城西=、税理士・宮崎正典氏(61)=古川桜ノ目=、市議・氏家善男氏(55)=岩出山下真山=。このうち高橋氏を常勤の監査委員とする。
固定資産評価員に、助役に選任された高橋伸康氏(58)の選任に同意。
大崎市西部農業委員、同東部農業委員の推薦を行い、北朝鮮のミサイル発射に抗議する決議を行った。
農業委員に推薦されたのは次の通り。敬称略。
▽西部農業委員
関武徳(古川小泉)、佐藤和好(古川新田)、小野寺枝美子(古川富長)、高橋英理子(鳴子温泉鬼首)
▽東部農業委員
相沢久義(三本木蒜袋)、氏家勇喜(田尻中目)、井上八重子(松山金谷)、田瀬理江子(鹿島台大迫)
JC宮城ブロックがフォーラム
宮城ブランドの発信を考える 「捨てる」大切さ指摘する意見も
青年会議所宮城ブロック協議会の会員大会が8日、大崎市古川であり、地域産業振興のあり方を考えるフォーラムが開かれた。
フォーラムは「宮城ブランドの発信」をテーマに開かれ、パネラーとして県産業経済部の真木伸治次長、レストラン経営などを手がける(株)キッチンエヌ=神戸市=の中村新代表取締役、経営コンサルティング会社の(株)ティーアンドエフカンパニー=郡山市=の本田勝之助代表取締役が出席。
真木氏は、白石うーめんのブランド化を手がけた経験を紹介し、「うーめんの強み、弱みを分析し、新しい食べ方まで一食完結型のコンセプト作りを考えた」と述べた。
また中村氏は「消費者は物を買うときは、それほど頭を使っているものではない。情報発信は難しい言い方ではなく、そうだったのかという落ち≠ェ必要」と語った。
本田氏は「ブランド化には、集中して力を入れるものを選択し、ほかを捨てることが大切」と述べたほか、人材育成について「人生をかけて何をしたいのか習わず大学に来て就職する若者が多い。幸せとはなにかを考えさせる教育に投資をしている」とも述べた。
会場には青年会議所の会員のほか一般市民も顔を見せ、パネラーの議論に熱心に耳を傾け、情報発信のあり方やブランド化の方向性を考えていた。
このほか同日は、記念式典や新入会員を対象にセミナーが開かれ、県内の青年会議所会員が一堂に会し、情報を交換したり、懇親を深めていた。
【写真・宮城ブランドの発信について考えたフォーラム】
初公開の作品など展示 「緒絶の館」所蔵作品展
大崎市民ギャラリー「緒絶の館」の所蔵作品展が14日から開かれる。市民ギャラリーが所蔵する作品約300点中、40点ほどを紹介。このうち10点は初公開の作品で、古川にゆかりのある芸術家を知る貴重な機会となりそうだ。
市民ギャラリーが所蔵作品展を開催するのは3年ぶりで、開館10周年を記念した企画。
紹介されるのは油絵や日本画、書など。このうち岩城照夫(1908―1944)の日本画は初公開で、石切り場の風景と馬を描いた縦・横2メートルの屏風絵。岩城は加美町宮崎の出身で、旧制古川中から東京美術学校へ進学。昭和18年には文部省美術展覧会に入選し将来を期待されたが、翌年、戦死した。
このほか古川荒谷出身、渋谷栄太郎(1897―1988)や、春光会会員など地元にゆかりのある画家の作品が展示され、著名な洋画家、児島善三郎(福岡市出身)のデッサンも公開する。
作品展は23日まで。時間は午前10時から午後5時まで。入場は無料。
詳細は緒絶の館まで。電話番号は21―1466。
【写真・「緒絶の館」所蔵作品展ポスター】