大崎ネットニュース  Oosaki Net News

トップへ 

7月22日(土)

先輩の体験談など聴く  高校3年生対象に就職講座

 就職を希望する高校3年生を対象にした就職講座が21日、大崎市民会館で開かれ、出席した高校生たちは、先輩の体験発表やパネルディスカッションを聴きながら、就職活動へ意識を高めた。

 ハローワーク古川や県教育委員会などが、就職活動が本格的にスタートするのを前に開催しており、今年で5年目。会場には、大崎地方の高校から生徒450人ほどが集まった。

 最初に、大崎地方の企業で活躍している先輩4人が就職活動や職場での体験を発表。このうち金原本館芙蓉閣の村口優香さん(古川学園高卒)は「人と接することが好きで接客業を選んだ。接客で大切なのは、お客さんと目を合わせて話をすること」と述べた。

 また、看板を製作している東亜レジン古川の亀山佳恵さん(河南高卒)は「市内で自分がつくった製品を見ると、達成感がある。高校時代に一生懸命打ち込めるものがあれば、面接でもアピールできる」などとアドバイス。

 パネルディスカッションでは、企業の人事担当者らが出席し、企業側が望む人材などについて語り、「面接では明るく、自分の考えをはっきり述べてほしい」などと語っていた。

 体験発表した先輩らに、仕事の内容や、高校時代にどんな部活動をしたのか質問する生徒もおり、出席した高校生たちは、職業意識を高めている様子だった。

【写真・大崎市民会館で開かれた高校生就職講座】




=コラム=
 食卓の方は夏の雰囲気です


 梅雨が明ける気配が一向に見えないが、わが家では夏野菜がどんどん大きくなり、食卓のほうは、もうすっかり夏の雰囲気だ。

 中でもトマトが大好物のわたしは、家に帰るとまず、冷蔵庫の中の冷えたものを1つ取り出し、かぶりつくのが楽しみの一つ。塩辛い味が好きなので、やっぱり塩をかけて食べるのが一番。調味料入りの塩はだめで、もう一つトマトの味が引き立たない。

 取れたてのキュウリは、ちょっと大きめに切ってみそを添えれば、立派な肴(さかな)になる。新鮮なパリッとした味は、スーパーで買ったものでは味わえない貴重な体験である。

 ナスもどんどん成長し、母がせっせと塩をまぶして漬け物にしている。その成果が毎回、皿いっぱいに出てくるのだが、ついついむさぼり食べてしまうものだから、そのせいなのかちょっと、胃の調子が最近、下降気味だ。

 それにしても、早く夏らしい日差しがやってこないだろうか。農家や商売されている方々も、恨めしそうに梅雨空を眺める日が続いているのではないか。

 さて、もうすぐ8月。やっぱりこの月は、あの戦争の敗戦というものに、どうしても思いを巡らさざるをえない。

 大崎地方では仙台のように空襲被害はなかったが、鹿島台や鳴子などでは米軍機の攻撃を受けており、機銃掃射などで犠牲になった人もいる。こうした記憶はどんどん薄れ、戦争体験者も高齢となり、亡くなる人も増えている。あの戦争とは何だったのか、今こそ、当事者から聞いておくべきかもしれない。



 


古川農試参観デー 30日

 県古川農業試験場の参観デーは、30日午前10時から午後3時まで、同試験場で開かれる。

 試験場の研究内容や施設を公開することで、試験場の取り組みについて理解を深めてもらおうと開く。

 同試験場が行っている試験研究について展示するほか、施設や試験場内のほ場を巡るバスツアーを行う。

 このほか、パン、バターの手作り体験、ご飯の試食会も開くほか、地場産品や県内産大豆による納豆の販売、農業に関する何でも相談コーナーを設ける。

 詳細は古川農業試験場へ。電話番号は26―5100。





7月21日(金)

不審者への対処方法学ぶ
 小牛田農林高 女子生徒対象に防犯教室


 小牛田農林高校(佐々木修規校長、生徒数598人)で20日、女子生徒を対象にした防犯教室が開かれ、不審者に遭遇したり触られた時の対処方法を学んだ。

 体育館で開かれた防犯教室には、約300人の女子生徒全員が集まり、遠田署生活安全課の署員らが講師となって指導した。

 最初に同課の日野泉少年警察補導員が講話を行い、「自分だけは大丈夫と思わず、常に周囲に注意を向けてほしい。おかしいと思ったら警察や店、子供110番の家などに駆け込んでほしい」と語った。

 このあと、腕をつかまれたり、肩を触られた時に逃れる方法を、署員ら2人が実演し、生徒をモデルに説明。「腕をつかまえられたら、素早く引っ張るように」などと指導した。

 また生徒たちは、2人1組になって、説明された身のこなし方を実演しながら、対処方法を学んでいた。

【写真・署員から身のこなし方について指導を受ける生徒】





7月20日(木)

入場希望者が1000人超える
 古川まつり前夜祭  林家一門落語会

 古川まつりの前夜祭で行われる「林家一門落語会」の入場希望者が1000人を超え、20日、古川商工会議所内で抽選を行い、500人を選んだ。

 落語会は来月2日午後6時から、大崎市古川駅前大通の「芙蓉閣」で開かれる。大崎市誕生を祝おうという姉妹都市・東京都台東区の交流事業の一環。林家正蔵さんら林家一門が訪れ、落語、江戸芸能を披露する。

 往復はがきで入場希望者を募集したところ、県内各地や東京都、福島県内などから合計1126人の応募者があった。

 抽選は古川まつり協賛会の矢吹重則まつり実行委員長、同前夜祭部会の村田秀彦部長の2人が行い、送られてきたはがきの中から、それぞれ250枚を引き抜いた=写真=。

 当選者には、入場券として開催日時や場所を印刷したはがきを、24日に返送する。一方、抽選からもれた全員に、「リオーネふるかわ」か「醸室(かむろ)」の利用割り引き券(200円)を印刷して返送(26日)するという。

 



7月19日(水)

大崎ブランド♀m立へ
 「大崎体感食楽市場」オープン 来月2日

 大崎ブランドの確立を目指す大崎市で、リオーネふるかわ(古川台町)内に来月2日、「大崎体感食楽市場」がオープンする。市内の農産物や加工品などを集めた食のアンテナショップで、50を超える企業・個人が参加する見込み。市産業企画課では100者の参加を目標に、出荷者を募集している。

 オープンするのは、リオーネふるかわ1階の約260平方メートル。

 販売するのは農産物、農産加工品のほか、日本酒や発泡酒、めん類など市内で製造・販売されている商品や特産品。出荷者は、売り上げの15%から20%を、リオーネを運営するアクアライト台町へ支払う。

 このほか、市内の企業が食堂を出店し、地場産の食材を使ったメニューを開発、提供する。

 市はブランド戦略推進と中心市街地活性化を目的に、事業主体のまちづくり会社、(株)まちづくり古川を通して、リオーネを運営する(株)アクアライト台町へ本年度、600万円の補助金を出す。

 事業は本年度から3年間を予定。市産業企画課では「出荷者に大崎ブランドの確立へ向けた取り組みを推進してもらい、情報を発信していきたい」と期待している。

 詳細は大崎市産業企画課食産業推進係へ。電話番号は23―2238。




高校生就職講座 21日

 就職を希望する大崎地方の高校3年生らを対象に、「おおさき高校生就職講座」が21日午後1時半から、大崎市民会館で開かれる。

 古川公共職業安定所などが主催。大崎地方の高校3年生約450人と、保護者が対象。

 先輩の体験発表や、企業の人事担当者らによるパネルディスカッションを通じて、就職活動への意識づけをはかる。
 




7月18日(火)

2人の副市長が就任
 高橋・河合副市長 大崎市


 大崎市の高橋伸康助役と河合堯昭助役が18日に就任した。副市長の呼称で、第1副市長となる高橋副市長は総務や企画、農業振興などを担当、河合副市長は商工業振興や公営企業、会計などを担当する。

 同日、職員が出席して辞令交付と就任式があり、伊藤康志市長が2人に辞令を手渡し、「大崎市の未来のため、これまで培った経験を生かして存分に働いてほしい」と期待を述べたほか、職員に対して「2人の副市長を温かく迎え、市民の合併への不安を払拭して、地域のブランド力を高めるよう力を結集してほしい」と語った。

 このあと2人の副市長があいさつし、高橋副市長は「大変な重責を感じている。大崎市の安全、安心、地域の資源に磨きをかけるため、奮闘、努力していく」を決意を表明。

 一方、河合氏は「時代の変化を認識して、これまでの経験を一度すべて見直してほしい」と、職員に意識変革の必要性を訴えた。

【写真・伊藤市長(中央)を囲んで握手する高橋副市長(右)と河合副市長】




有意義な研修をしてきます
 大崎若人の翼 中学生がオーストラリアへ

 大崎広域事務組合の中学生海外派遣事業「大崎若人の翼」の団員結団式が15日、大崎市古川の「パレットおおさき」であり、団員に選ばれた中学生たちは「有意義な研修をしてきます」と、組合関係者や父母らに誓った。

 結団式には団員と引率する教員らが出席。伊藤康志・同組合管理者(大崎市長)、団長を務める涌谷町教育委員会の三浦治聰委員があいさつ。伊藤市長は「積極的な姿勢で、貴重な体験を積んでほしい」と述べた。

 このあと、伊藤管理者が生徒代表に、団員決定通知書を手渡し、団員を代表して小牛田中の木村彩さんが「団員同士が協力しあい、夢だったオーストラリア訪問ですばらしい研修をしてきます」と、誓いの言葉を述べた。

 若人の翼には、大崎地方から中学2年生30人が参加。30日から来月4日までの間にオーストラリアのケアンズを訪れ、農家に宿泊したり地元中学校を訪問して交流するほか、世界最大のさんご礁、グレートバリアリーフで水中体験も行う。

【写真・団員決定通知書を受け取る生徒】




強制わいせつで登米市の男逮捕 古川署

 古川署は17日、強制わいせつ容疑で登米市迫町佐沼字大東110―1、会社員、小野寺昭容疑者(29)を逮捕した。

 調べでは、小野寺容疑者は同日午前11時10分ごろ、大崎市内のA子さん(39)方で、A子さんに抱きつき、胸などを触った。