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スマートインターが恒久化
東北道・長者原SA 10月1日から
国交省は21日、東北道・長者原サービスエリアで社会実験が行われているスマートインターについて、大崎市の「連結許可申請」を認め、実験終了後の10月1日から、恒久的に設置することを決めた。
長者原サービスエリアのスマートインター社会実験は、平成16年12月24日にスタート。旧古川市は約3000万円をかけ、インターへのアクセス道路を整備するなどした。今年8月の1日平均利用台数は649台で、コストに対し利益が確保できる見通しがつき、恒久化が認められた。
実験が始まった平成16年12月の1日平均利用台数は141台だったが、その後、利用者は順調に増え続け、今年4月には1つの目安とされた500台を上回り、その後も増加している。
これをうけ、大崎市は8月、恒久設置を求め、市道と東北道との連結を許可するよう申請書を国交省へ提出していた。
実験主体の長者原SAスマートIC社会実験協議会は、恒久化を前に「長者原スマートインターチェンジ実施協議会」(会長・伊藤康志大崎市長)に組織を衣替えし、利用台数の増加などに取り組むことにしている。10月末から11月上旬ごろには、スマートインターと地域活性化をテーマにシンポジウムが開かれる予定。
また市は来月2日、恒久化を記念し、利用者に鳴子こけしをデザインした手ぬぐいをプレゼントする(先着200人)。時間は午前9時から。
来月1日から恒久設置される長者原スマートインターはETC専用で、利用時間は午前6時から午後10時まで。利用できる車両は全長12メートルまで。
=コラム=
小泉さん、かっこ良過ぎますよ
安倍政権が来週、発足する。自民党総裁選で安倍さんは、思ったより票が伸びなかったといいながら、66%の得票で圧勝だ。政権基盤は磐石に見える勝ち方だったけれど、どうも政策より選挙に勝てる顔に期待した向きが強いようで…。統一選や参院選の結果によっては、どうなることか。
それにしても、最後まで高い支持率を維持し続けた小泉さんのあとでは、安倍さんもやりにくいだろうなぁ。小泉さんと違うカラーを出さないと、国民をひきつけるのは、そう容易ではあるまい。
そのカラーが「戦後レジームからの脱却」なんでしょうか。小泉さんの「郵政改革」には、古いものを壊して新しい時代をつくるというイメージが伝わったけれど、戦後レジーム≠ニいう言葉からは、そんなクリアな感覚がわいてこないんだよなぁ。「きな臭い」「危なっかしい」といった批判をはねのけてしまう明るさも感じない。
まさか、苦しくなるたびに、小泉さんに「院宣」を求めるなんてことはないでしょうねぇ。安倍さんが憲法改正を語るのは、つまり占領された日本が真の独立を果たすという意味なのだろうから、国家の自立を説く人がそんなこと、みっともなくてできないはずだ。
ところで、党総裁の任期とはいえ、衆院選で圧勝した小泉さんが、なんで辞めなきゃならないんでしょう。ボロボロになってまで、政権にしがみついていたいという気が無いんでしょうねぇ。それはそれで1つの美学かもしれないが、ちょっときれいにまとめ過ぎじゃありませんか?。
第一、郵政改革だって、これからが内容を問われる局面じゃないですか。衆院選で信任を得たんだから、4年の任期はまっとうしてしかるべきでしょう。
それに、中・韓関係も最悪のまま投げ出すなんて…。靖国を参拝して公約を果たしたのは(ある意味)立派かもしれないが、ちょっと自分だけ、かっこ良過ぎますよ。
大崎市古川で住宅全焼 焼け跡から焼死体発見
22日午前2時50分ごろ、大崎市古川清水沢字狩野39、大工、十倍忠雄さん(53)方から出火、木造平屋住宅約110平方メートルを全焼、焼け跡から1人の焼死体が見つかった。
古川署は、焼死体が十倍さんの母親、きみ子さん(84)ではないかとみて確認を進め、出火原因を調べている。
決算特別委が始まる 大崎市議会定例会
大崎市議会九月定例会は21日、一般会計補正予算案など19議案を原案通り可決した。
22日から決算特別委員会が開かれ、一般会計など決算認定を求める23件の議案審議に入った。
自動車税の集中滞納整理
休日窓口も開設 大崎県税事務所
県大崎県税事務所は、自動車税の集中滞納整理を来月1日から6日まで実施する。
自動車税の滞納整理は、同期間に県内で一斉に実施される。
期間中、滞納者の自宅を訪問するローラー作戦を展開するほか、1日(日曜日)は事務所に休日窓口を設け、納税を受け付ける。時間は午前8時半から午後5時15分まで。
また、今月28日は、午後5時15分から午後8時まで、夜間窓口を開設する。
大崎県税事務所管内の課税台数は8万8407台(前年の98・6%)、課税額は32億6530万1300円(同98・2%)。
同事務所は、未納者には給与や不動産など差し押さえを行う一方、納税相談にも応じる。
詳細は大崎県税事務所納税第一班へ。電話番号は91―0706。
国体切手を紹介 古川郵便局 29日まで
古川郵便局(木幡英光局長)で、国民体育大会の記念切手を紹介する展示会が1階ロビーで開かれている。
30日から開催される兵庫国体を前に、切手で国体の歴史を振り返ってもらおうと、古城郵趣会(高橋晃会長)の協力で開いた。
国体開催を記念する切手は、昭和22二年の第2回大会(石川県)から発行され続けている。
展示会では、今年の61回大会まで全種類の記念切手が開催順に紹介されているほか、昭和44年から47年まで発行された記念はがきも併せて展示。
はがきは第24回大会から29回大会(昭和44年から49年)までの一定期間発売されていた貴重なもの。切手に描かれた選手は、時代を感じさせるユニフォーム姿のものもあり、訪れた市民が興味深そうに見入っていた。
同展は今月29日まで。詳細は古川郵便局総務課へ。電話番号は22―0136。
【写真・古川郵便局で開かれている国体切手展】
発刊完了を1年繰り延べ 古川市史 最終は平成20年度
大崎市の「古川市史編さん委員会」はこのほど、平成19年度に完了する予定だった古川市史の刊行を、1年繰り延べして20年度とすることを決めた。
執筆者の原稿が遅れ、来年3月ごろの発刊を目指して校正作業に入る「産業・交通」と「通史」の執筆者が一部重なるなど、計画年度内の編集が困難と判断した。
このため、18年度中の刊行予定だった「通史T」は19年度、「通史U」と「索引」は19年度から20年度に、それぞれ1年ずれ込む。
古川市史の編さん事業は、市制施行50周年記念事業として平成6年度に着手。合併後は大崎市が事業を引き継いで行っている。
平成12年度に最初の「教育・文化」「平成風土記」を刊行し、これまで合計7巻を出版。今年6月には「資料T 考古」を発売した。
10競技で熱戦 大崎市中学校新人選は24・25日
大崎市の中学校新人戦は24日と25日、市内の各会場で熱戦が展開される。
実施されるのは野球やサッカーなど十競技。
各競技の会場、日程は次の通り。
【野球】
▽24日=松山野球場、三本木野球場▽25日=松山野球場
【サッカー】
▽24日=田尻中グラウンド、新江合川緑地公園サッカー場▽25日=田尻中グラウンド
【バレーボール】
▽24日=田尻総合体育館、田尻中体育館▽25日=田尻総合体育館
【バスケットボール】
▽24日=三本木総合体育館、三本木中体育館▽25日=三本木総合体育館
【ソフトボール】
▽24・25日=鳴子中グラウンド
【ソフトテニス】
▽24・25日=松山B&Gテニスコート
【卓球】
▽24・25日=古川総合体育館
【柔道】
▽24日=古川武道館
【剣道】
▽24日=古川西中体育館
【バドミントン】
▽24・25日=松山B&G海洋センター
虚偽の離婚届提出 共犯の疑いで女逮捕 遠田署
遠田署は19日、有印私文書偽造・行使などの疑いで、横浜市南区の自称人材コーディネーター、小野雅美容疑者(40)を逮捕した。
調べでは、小野容疑は今月12日に同容疑で逮捕された小野正彦容疑者(47)と共謀、正彦容疑者の妻が離婚に同意していないのに、かってに妻の名前を書き印鑑を押した離婚届を、今年4月に涌谷町役場に提出し、戸籍簿に不実の内容を記載させた。
正彦容疑者は5月、雅美容疑者との婚姻届を横浜市役所に提出して受理されており、遠田署では重婚の疑いでも調べている。
市民病院建設や行財政改革など
一般質問は28日から 26人が通告 大崎市議会定例会
大崎市議会9月定例会は、28日から一般質問を行う。
26人が質問を通告している。日程は28・29日と10月2・3日の4日間。
伊藤康志市長が事業延期を表明した市民病院建設問題や、実質公債費比率が県内13市で最悪という財政状況が明らかになったことで、行財政改革や新市建設計画の見直しなどを中心に、議論が展開されそうだ。
通告議員、質問の要旨は次の通り(敬称略、質問順)。
【氷室勝好】
▽鳴瀬川中流堰管理橋▽財源確保▽行政事務改善
【佐藤和好】
▽安全・安心(消防団員補充、防犯実働隊制服貸与、飲酒運転処分厳格化、事故多発交差点)▽行財政改革(補助金交付基準統一、各部局の経費節減)▽19年度新規事業、農地・水・環境保全向上対策
【佐藤弘樹】
▽組織機構(人材育成、総合支所機能)▽実効性ある産業振興プラン策定▽移動教育委員会▽福祉医療バス▽施設有効活用
【木村和彦】
▽総合計画(方向性、中心市街地、地域の力)▽学習環境(幼稚園・保育所交流、環境整備・現場の要望把握、総合学習の予算措置)▽公務員倫理(地域活動、飲酒運転、女性が安心して働ける環境)▽自主防災組織の普及、組織化▽車両管理▽地域経済活性化、地域企業育成
【横山悦子】
▽行財政改革(自主財源、信頼される行政、新市建設計画見直し)▽教育行政(備品充実、小学校英語活動)▽少子化対策(幼児教育、待機児童、新生児聴覚検査、乳幼児医療費助成、出産育児一時金支払い方法、出産奨励金)▽病院事業(病院経営、岩出山分院・本院建設、ジェネリック医薬品普及、ドクターヘリ)
【相沢孝弘】
▽市の課題(実質公債費比率、健全財政計画、住民説明責任、病院建設先延ばし、地域ブランド創出、合併後の行政サービス、市発注事業は適正・計画通りか)
【中村一彦】
▽新市建設計画と実質公債費比率(公債費残高・償還計画、財政健全化など)▽JRとの連携(駅周辺整備・活性化、ダイヤ改正要望など)▽県立高校1学区制
【笠森健一】
▽岩出山分院建設と療養病床削減▽アスベスト対策▽放課後児童対策▽畜産振興▽補助金・助成金見直し
【高橋憲夫】
▽環境安心(プール事故、防犯灯・街路灯、中心市街地大気等汚染)▽医療福祉(本院建て替えと病院財政、切り捨てられる福祉政策、ノーマライゼーション)▽行財政(現状、指定管理者など)▽地域経済(雇用1万人、地域産業活性化、中心市街地活性化)
【三浦康夫】
▽19年度予算(三位一体改革、基本的考え、財源確保、行財政改革、市民・職員理解)▽教育(ゆとり教育、生命の大切さ)▽産業振興(宝探し、産・学・官連携)▽非核平和都市宣言
【豊嶋正人】
▽入札制度改革(談合防止、政策入札・総合評価型入札)▽病院職員の労働環境(有給休暇取得、過重労働解消)▽生垣、街路樹せん定
【三神祐司】
▽ラムサール条約登録の利活用(環境教育と学校施設整備費補助金、ふゆみずたんぼ普及)▽森林環境税導入▽シルバー人材センター(田尻連絡所創設、旧五町への普及)
【菊地恵一】
▽財政▽市民病院(現状、本院・分院整備、設置者・管理者の共通認識)▽官民協働(民間委託・PFIなど)▽デスティネーションキャンペーン
【遊佐辰雄】
▽子育て支援(医療費無料化拡大、妊産婦検診無料化、延長保育負担軽減)▽小規模工事等契約希望者登録制度改善▽観光産業(リオーネと鳴子温泉の連携など)
【栗田彰】
▽市長の政策判断(子育て支援事業)▽新市建設計画の見通し▽財政健全化
【門脇憲男】
▽財政(実質公債費比率、地方債発行、臨時財政対策債・減税補てん債、財務情報開示、合併協定など)▽人事管理(綱紀粛正、昇任、職員数)
【富田文志】
▽定住化促進(Uターン希望者調査、仮称・在京大崎会活用など)▽雇用者意識調査▽不登校児童▽交通安全(高齢者対策、飲酒運転)▽広域観光ネットワーク
【後藤錦信】
▽鳴子ダム50周年・水源地域ビジョン▽新市建設計画と総合計画▽鳴子峡新ルート開拓と中山平温泉との連携
【大友文司】
▽水害防止(古川地区常襲冠水対策など)▽市民病院(周産期医療、ドクターヘリ、心疾患医療)
【晴山宗規】
▽自治組織(まち協の役割・権限、地域自治組織の役割・権限)▽広域行政(消防広域化、今後の広域行政)▽行財政改革(実質公債費比率、新市建設計画見直しなど)▽防災対策(自主防災組織、減災対策)▽学校運営(放課後教室、遊具・プール安全確保)
【佐藤講英】
▽幼保一元化▽障害者就労支援▽行財政改革(市民と行政のパートナーシップ、新市建設計画と財政健全化、財源確保・地域経済活性化)▽市民病院建設(新市建設計画と病院建設・財政計画、県第5次地域保健医療計画と病院建設)▽総合計画(策定手法、新市建設計画との整合性と選挙公約、自治基本条例)▽水田農業
【青沼智雄】
▽産業振興(農業、企業誘致、ブランド戦略)▽新設保育所建設▽都市基盤整備・道路(下水道整備、古川地区宅地整備、国・県・市道整備)▽防災対策(古川東部雨水冠水対策、消防団員定数確保)
【小沢和悦】
▽市民病院本院建設・市長選公約▽地域包括支援センター▽地元業者育成、不正を許さない対応
【佐藤昭一】
▽新市建設計画(初年度に見直しせざるをえない実態分析、見直しと説明責任)▽市民病院建設・経営▽資源循環型社会▽介護保険(均一サービス、地域密着型サービス)
【斎藤博】
▽交通弱者の足の確保▽地震災害時の飲料水確保、マンホール直結型の災害用トイレを)
【笠原校蔵】
▽市の現状(市域内の人口動向、生活環境と1次産業衰退)▽通勤可能な職場創設▽新田交差点渋滞解消▽岩出山中系列教科教室方式の検証▽市民病院(本院分院の医療環境格差、整備計画の必要性、選挙公約、経営改善など)
若者が地域文化を発信 「大崎博覧会」プレイベント
大崎地方の若者があつまり、地域文化を発信する「EXPO OH!SAKI 大崎博覧会」のプレイベントが17日と18日、大崎市古川の「醸室(かむろ」を中心に開かれた。
イベントは、青年の地域づくり活動を上限100万円まで補助金を出して支援する県の青年育成推進事業により、20代から30代半ばまでの青年が実行委員会(今野実委員長)を組織し、開催した。
地域文化を見直し、発信しようと募集した方言川柳・作文の入賞者表彰式が行われ、醸室の敷地内にはミニFM局も開設され、作品の発表や表彰の様子が中継された。
県の補助で同じように地域づくりイベントに取り組む気仙沼市の青年が訪れて「サンマカレー」をつくり、大崎産の食材も使い、斬新な味を楽しんでもらった。
緒絶川沿いではカフェが設けられ、周辺ではイルミネーションや花火で幻想的な夜の風景も演出した。
「大崎博覧会」イベントは10月21・22日の秋祭りに開催され、紙コップを使ったアートが緒絶川周辺で披露されるという。
【写真・醸室内に設けられたミニFM局で、イベントをPRするメンバー】
秋の収穫祭、参加者募集 田尻
田尻グリーン・ツーリズム委員会は、10月15日に開く「秋の収穫祭 稲刈り体験と新米試食会」の参加者を募集している。
午前9時半に、大崎市田尻地区の農家レストラン「蔵楽」に集合。稲刈りを体験したあと、新米の試食、もちつきのほか、栗拾いも行う。
このあと「さくらの湯」へ移動し温泉に入浴する。
募集するのは30人(先着順)。参加費は大人1500円、子供(中学生以下)1000円。申し込み締め切りは10月8日。
問い合わせ、詳細は(有)たじり穂波公社へ。電話番号は39―2424。