<第2時>

 『前の時間は二つのまちづくりについて勉強しました。今日はこれです』と言って、次の画像を投影した。

 「あーっ見たことあるよ」、「松山にあるよね」、「商店街にあったんじゃない」、「いやーマリス(団地)にあったよ」
と一瞬にして教室が賑やかになった。
『えーっ!本当にあった。見たことあるの』と言って聞いた。

発問1 これは何でしょう。

  「かんたん、かんた、電球」、「街灯」とすぐ答えが出た。
 『そうですね。正確には街路灯(がいろとう)と言います』と言って、次の画像を投影した。

 「あーっ、これも見たことある!」と大声で話しだした子もいた。反対に「見たことないよ」という子もいた。

発問2 これはどこにある何でしょう。

 「確か公衆トイレのところにあったよな・・・」、「いや、ちびっこ広場だよ」、「マリスでもみたような気がするな」とか色々な
 意見が出てきた。が、「公衆トイレの所」ということで落ち着いた。
 『じゃ何だと思うの』と再度聞いた。

 「電球かな」、「灰皿かな」、「換気扇かな」、「煙突・・・?」といった意見が出てきた。そのうち、「やっぱり公衆トイレのとこ
 ろにあったものだよ」という自信のある意見が出てきた。
 「先生。今日は松山の勉強?」と聞いてくる子もいた。
 電球という意見が多くなってきた頃・・・
 『なかなか決まらないようなので正解を教えましょう・・・正解は・・・トイレの換気扇です』と子供たちに告げた。
 「やったー!」と喜ぶ数名の子。大半の子は「違うよ」と言っていた。「いやー光っていたのを見た」という子もでてきたので
 確かめてくるということになった。そして、次の画像を投影した。

 「えーっ、何これ」という反応が多かった。

発問3 これはどこにある何でしょうか。

 「ちびっこ広場にあったような気がするな」、「マリスの中にもあったよ」、「いやー酒ミュージアム」・・・様々な意見が出て
 きた。これもはっきりしないので、調べてくることになった。
 『じゃ、何これ』と再度聞いた。

 「飾り」、「いす」、「ペットのトイレ」、「郵便ポスト」といったような答えが出た。が、これといった意見にはまとまらなかった。
 『正解を教えましょう。これはね・・・上の部分がパカッとあくんですよ。そうするとペットのトイレになるんですね。これは』
 と話した。「いやー絶対に違う」と大半の子がいたので、これも調べてくるということになった。
 最後に、次の画像を投影した。

 「うわー何これ!」、「これ酒ミュージアムにあったんじゃないの!」、「いやー違うなー」というようにかなりの興奮状態になった。

 

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