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まちづくりは本当に必要なのか?
片倉 信儀@TOSS/Sannai
「まちづくり」40時間の実践授業になります。現在のまちづくりを勉強して、まちづくりは
本当に必要なことなのかどうかを話し合った。
宮城TOSS/Sannai推薦
1 片倉の実践
<第18時−まちづくりは本当に必要か?・・・4>
指示1 今日は、前の時間元気の無かった「必要」派から意見をどうぞ。 |
・やっぱり私は「きれいな町」に住みたい。きれいな町に住むことによって気持ちとかもすっきり
する。
・大型スーパーもほしいけど、隣の町に行けば大きなものがあるから、そこで買えばいい。
・しゃれた街路灯や車止めなんかがあると、よし買い物にでも行ってみようか!という気持ちに
なってくる。
・とりあえず、今のところ住むところとか公園とかスーパーはあるのだから、まずしゃれた街路灯
とか素敵な街並みがほしい。
・やっぱり、今のままでは若い人たちが「ここに住んでみたい」という気持ちにはならない。都会
的なきれいな町に住んでみたい。
・やっぱり、木の街路灯ではなんかさみしい感じがする。
これらの意見に対して、「必要ない」派は・・・
・もっと別な物にお金をかけるべきだ。
・日本全国が全部都会みたいな町になってしまったら面白くない。
・やっぱり、田んぼの中には「木の電柱」が似合う。田んぼもも残しておかなければいけない。
・ぼくは次男だから、たぶん、この町を出ていくと思うんだけど、たまに帰ってきた時に、都会
と同じだったら帰ってくる意味が無い。これ以上、都会らしくならない方がいい。
という意見を返した。これに対して「必要」派は・・・
・私は、この町にずっと残ると思うんだけど、今のままじゃ人がいなくなってしまうと思う。都会的
とかではなくて、「きれいな街並み」にしていかなければいけないと思う。
・やっぱり住んでいて「楽しい」とか「気持ちいい」という感じにならなければいけないと思う。その
ためには、きれいな街路灯とか電柱や電線を下に埋めてもいいと思う。
・安心してずっと住みたいと思えるような町づくりが必要だ。
という意見を返した。
このあたりにくると、自分が将来この町に住むのかどうなのかということも関わってくるように
なってきた。ここで、次のことを再度聞いてみた。
指示2 中新田の町にずっと住みたいなと思うか、いや他の所に行きたいと思うか聞きます。 どちらとも言えないも入れて3択にします。手をあげなさい。 |
・ずっと住みたい(17名) ・他に住みたい(8名) ・どちらとも言えない(13名)
この後、再度意見を出させた。授業終了直前に授業をうち切り「まちづくりは必要かどうか」を
再度聞いた。
・必要(32名) ・必要ない(6名)
必要ないが3名増えた。