ダイヤルアップ接続時のエラーと対策

■エラー内容

629:ダイヤル先のコンピュータから切断されました。接続のアイコンをダブルクリックして、やり直してみてください。


■対策

ご利用のパソコンにTCP/IPが登録されていない可能性が考えられます。

 

「マイコンピュータ」→「コントロールパネル」→「ネットワーク」を開きます。 「ネットワーク設定」の欄に「TCP/IP」が入っているか確認します。

 
 

TCP/IPがない場合は、「追加」→「プロトコル」→「Microsoft」を選び右の「TCP/IP」を選択します。 「OK」ボタンをクリックしてすべてのウィンドウを閉じ、再起動します。

 
ダイヤルアップネットワークの設定でTCP/IPにチェックが無い可能性が考えられます。
  「マイコンピュータ」→「ダイヤルアップネットワーク」を開きます。 「TRADE-NET接続アイコン」を右クリックして「プロパティ」をクリックします。 「サーバーの種類」又は「ネットワーク」のタブをクリックします。 「使用できるネットワークプロトコル」には「TCP/IP」のみチェックを入れます。
 
電話回線の状態が悪い可能性が考えられます。
 

モデムに電話線がしっかり差込んであるか確認してください。また、電話線が断線している場合もこのメッセージになります。

電話の受話器を耳にあてて雑音がひどい場合もこのエラーメッセージになる場合があります。

アクセスポイントに対応していない規格のモデムで接続している可能性が考えられます。
又は回線の状況が安定していないと考えられます。
 

現在アクセスポイントで対応しているアナログモデムの規格は、V.34、V.90になります。 お客様のモデムがK56flexのみで動作する場合、接続が不安定になります。

弊社でK56flexのみで動作するモデムについて確認ができているのは次の通りです。

Panasonic TO-BXF56Kの古い機種
メーカサイトでV.90に対応したファームウェアをダウンロードすることができます。
(ファームウェアの変更はお客様自身の責任で実施してください。)

規格以外でも回線状態によりV.90(56Kbps)のモデムで接続しようとするとエラーとなる場合があります。
V.34(〜33.6Kbps)にくらべV.90(56Kbps)は回線の状態が大きく影響しやすくなっています。
また、K56flexのみで動作するモデムはV.34に設定することにより安定するようです。

このような場合は V.34に設定して接続すると良好になる場合があります。
次の何れかの内容をモデムの設定で指定することにより確認できます。
1. AT+MS=11
2. AT+MS=11,,,33600
3. AT+MS=V34,,,,,33600

設定方法は「マイコンピュータ」→「ダイヤルアップネットワーク」を開きます。
「TRADE-NET接続アイコン」をマウスの右ボタンでクリックして「プロパティ」を選択します。
「接続の方法」の中の「設定」をクリックします。
「接続」タブの中の「詳細」ボタンをクリックします。
「追加設定」欄に上記の1〜3をそれぞれ入力しダイヤルアップ接続を試してください。


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