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まちづくりは本当に必要なのか?
片倉 信儀@TOSS/Sannai
「まちづくり」40時間の実践授業になります。現在のまちづくりを勉強して、まちづくりは本当に
必要なことなのかどうかを話し合った。

TOSS/Sannai推薦

                  1 片倉の実践

         <第16時−まちづくりは本当に必要か?・・・2>

 「中新田町の20歳から25歳までの人口推移」のグラフを提示する。

発問1 これは何を表すグラフですか。

 ・中新田町の20歳から25歳までの人口推移のグラフ

発問2 縦軸は何を表しますか。横軸は何を表しますか。

 ・縦軸は、20歳から24歳までの人数です。
 ・横軸は、年度です。

指示1 このグラフを見て、思ったこと、気づいたこと、分かったこと何でもいいです。ノート
   に書きなさい。

 ・平成元年あたりまで人口が減っている
 ・平成2年頃から人口が増えている
 ・まちづくりは昭和62年から平成2年まで行った

説明1 そうですね。まちづくりは昭和62年から平成2年まで行いました。平成元年あたり
    までは人口が減っていますが、平成2年頃から逆に人口が増えています。若い人た
    ちが町にのこるようになったんですね。若い人が町に残ると、町が活気づきますよね。
     中新田のまちづくりは成功したと言えますね。

 ここで、しゃれた街路灯の写真を提示し、次のように発問する。

発問3 この街路灯1本の値段はいくらでしょうか。

 ・5万円  ・10万円  ・30万円
 全員に発表させる。発表後、50万円であることを告げる。

発問4 これも街路灯です。これは1本いくらでしょうか。

 ・10万円 ・20万円 ・7万円 ・5万円
 これも全員に発表させる。発表後、1万円であることを告げる。そして、説明する。 

説明2 (しゃれた街路灯の写真を指しながら)この街路灯約50本建てました。50万円
    かける50本で約2500万円かかりました。それから、電柱・電線を地下に埋めた
    工事費が約3000万円かかりました。合わせると約5500万円です。
     (木の街路灯の写真を指しながら)この木の街路灯にすれば50万円です。工事
    費も入れたとしても300万円ぐらいで済みます。    
発問5 最後の問題です。ここまでお金をかけて、まちづくりをする必要があるでしょうか。
    「必要だ」、「必要ない」とノートに書きなさい。理由もです。時間は5分です。

  5分後にやめさせ挙手させた。
 ・「必要だ」 −− 33名
 ・「必要ない」 −  3名
  

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